宇宙を翔ける若者たち。第2部 第15章 誘いの電話

宇宙を翔ける若者たち
第2部 惑星移住へ 

第15章 誘いの電話
ヤスジ達が研究室に残っている時、キミコはオオノ橋駅の地下からエレベーターで歩道に出た処であった。
雑踏の中、勤め帰りの会社員やOLなどや作業服を着た人たちとすれ違いながらビル郡を見上げ、屋上がドーム型のビルを見つけてから10分掛かってオオノ商店街にたどり着いたので、商店街の看板脇でキミコは近くまで来た事をマチコに知らせる電話をした。
その頃、マチコはミルキー・ソーサーの客席に着いて、料理を注文し終えた。ボーイが厨房の方に引き返している時に、テーブル脇のカバンの中の電話から着信音♪⌒♪♪♪が聞こえ、マチコは携帯を取り出して受信キーをタッチした。
「あと5分ぐらいしたらミルキーに行けると思う。」電話からキミコの声を聞くマチコは、「判った。姉御の好きな料理を注文して7番のテーブルで待っているから。」店にいる事を伝えた。
暫らくしてボーイが4人用のテーブルに料理を並べていると、キミコがドアを明けて入ってきたので、椅子に座っているマチコは手を振ってキミコを迎える。
手を振りながら近づいているキミコの後ろから、若い男3人と中年男性と若い女性が揃って入ってきた。
そのあとに集団より頭1つ背の高いアリヤ人の様な若い男も入ってきた。
キミコが椅子に座ってから「久しぶり。彼氏と仲良くやっていると思っていたのに・・・」マチコに話し掛けているのにマチコはそばを通って行く、背の高い彫りの深い男に目を奪われていてキミコが言っている事が
聞き取れず「エッ。なに?」と呟いた。
再びキミコが「マチコの話を聞きに来たのよ、どうしたの?良い男を見ると目移りするのだから、私は帰るよ。」とマチコに問いかける。
マチコは慌ててキミコを引き止めるように「ごめんなさい。聞いてくれる?」マチコの方を向いて言った。
暫らく沈黙が続いた後にマチコは「2日前に上司と取引先に営業した後、私1人はそのまま直帰していたのよ。途中スーパーで夕食の食材を買って店を出ていたら、近くのパチンコ屋からアイツが知らない女と出てきたので、こっそり後を着けたらシティーホテルに入っていったのよ!」思い出しながらキミコに声を荒げた。
キミコは「私はマチコと彼氏は似合いのカップルと思っていたのに、どうしてなの?・・・ところで相手の女は
マチコより美人だった?」マチコに問いかけると
マチコは「それが・・・その女は美人じゃないの、しかも私よりポッチャリしているので余計腹が立ったので姉御に電話したのよ。」気落ちした様子で話した。
キミコは「どうも私たち女性の美意識と男性の美意識のずれが在るのかも知れない。・・・それから貴方が少しポッチャリになれば良いと思うだけれど・・・」アドバイスをする。
マチコは「それを実行するには、なんかスッキリしない気持ちだし、たちまち服を買う必要になるとお財布と相談となるし・・・」考えあぐねていた。

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