宇宙を翔ける若者たち 第2部惑星移住 第17章 キヨシの宗教好き 


第2部 惑星移住

第17章 キヨシの宗教好き

数時間後、研究室に残っていたヤスジはビックバンの理論と宇宙の観測結果が一致しないので、宇宙に充満している観測可能な物質はプラズマ状態が9割占める事を思い出していた。
ヤスジは、「宇宙はプラズマ状態が基本構成物質であり、微細な中性磁性体のミューニュートリノと
タウニュートリノが宇宙と虚宇宙と行き来している事を明日の実証計算で確かめるので、私はもう少し居るよ。君たちは帰りなさい。」アーサーとキヨシに言った。
教授から帰宅しても良いと言われたキヨシは「先生は帰らないのですか?もし残るならば私たちも残ります。」言うと
表情を変えないでアーサーは「私は家でソフトの作成をしますので帰ります。」ヤスジに言う。
ヤスジは「私は暫らくしたら帰るので、君たちは後片付けなくても良いよ。」再度、2人に帰るよう言った。
アーサーは「それでは私たちは、今から家に帰りますので失礼します。」言うと、
キヨシはヤスジに方を向いて会釈しながら「先生、お言葉に甘えてお先に失礼します。」と言ってから、
2人はドアのほうに歩いて行った。 
その後、自宅に帰ったキヨシは玄関の戸を開けて「ただいま。」と言って廊下に上がり、台所に向かった。
台所では、キヨシの母が食器を洗っていた。キヨシが入ってきた事に気づき「おかえり!
テーブルの上に貴方の好きなマグロの竜田揚げを置いているから、今すぐ食べる?」問いかけてきた。
キヨシはテーブルに着くと食器の横のお絞りを手に取って広げ、それで手を拭ってから箸を手にして
「直ぐ食べるよ。いただきます。」と言ってから竜田揚げを口に入れた。
キヨシの母は「どう美味しい?レンコンが入っている煮物もあるから食べてね。」と言いながら、
竜田揚げを頬張るキヨシを見つめていた。
久しぶりのマグロを口にした後「うまい!本当に頬っぺたが落ちるのって、こう言うことだね。」
キヨシは笑顔で母の方を向いて、料理の味を賞賛した。
キヨシは後片付けをしている母と談笑しながら食事を終えた。その後、2階に上がろうとした時に
「おーい、キヨシ。また変な手紙や葉書が来ているぞ。」と居間にいる父親が話しかけてきた。
キヨシは「また、美術品の購入や寄付やら、講習会の出席の案内だろ。どちらの宗教も、どうも胡散臭い。
環境保護について聞いても満足な答えが返ってこないし、そんな大きな建物を作ったって、している事に矛盾点があるので、手紙と葉書は捨てといて」父親に郵便物の破棄を頼んで階段を上っていった。
父親は肩に架けているタオルで額の汗を拭き(人に、お願いする時は何々をして下さいと言うのは普通だが…)思いつつ「・・・それを聞いて安心した。これらはゴミ箱に入れとく。」キヨシに言い終えると、手紙などをゴミ箱に入れた。

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