宇宙を翔ける若者たち 第2部 惑星移住 第19章 不思議な研究生



第2部 惑星移住

第19章 不思議な研究生(登場人物、アーサー・ブライアントについて)

アーサーは1LDKのアパートのリビングで椅子に座っていた。机上の左端に置いてあるテレビのリモコンを手に取りテレビの電源を入れると小さなテレビから音楽番組を映し出されていた。それからアーサーはリモコンを元に戻して机の方を向いて熊の置物を持つと、熊の置物内の赤外線センサーと磁力センサーは、アーサーの指から出る赤外線とアーサー固有で微細な静電気の電位差や磁力線量に反応して起動し始めた。
それからアーサーは置物を耳元に近づけた。置物のセンサーはアーサーの脳から出ているα波を感知し、置物の目の辺りLEDから光線が机のクロスを照らした。アーサーは机上の左に置物を置きながら机の上の本棚へ光を当てるよう調節し、本棚の上の壁に掛けてあるホワイトボードを外してから、本棚の前に掛けてスクリーンを代わりにした。
そしてホワイトボードに映し出された画面の左端を左の人差し指で2回タッチすると、画面左半分に銀色の服を来た人物が映し出されていた。
アーサーは今日起こった事柄について、右の人指し指で右画面半分下に文字を書いていくと変換された文字へ変わった。
右半分上の画面には、人物から《状況は判りました。教授からOSのプログラミング作りを頼まれている事については他の評議員も許可されたので、OS作りに取り掛かって下さい。ただし、運用方法は協議しますので暫らく待ってください。》の返事が映し出されていた。
アーサーは《それでは、プログラム作りに取り掛かります。》と文章を入力すると、人物からの文章は《それでは、また連絡する。》と変わり、数秒後には左半分の人物の映像と右上部半分の文章が消えた。
右の子指で画面右端下を2回タッチするとプログラム関連ソフトは立ち上がり、人指し指で自分たちの
OSプログラムを選択して、画面に新OSソフト名を書き込んだのち、OSプログラムを貼り付けた。
アーサーは新OSプログラムから3Dプラズマ・レーダーと多次元航行のソフトの削除を始めて小1時間経った時に、ホワイトボード面が1つの画面から3つの画面に変わった。
人物から《委員会が決めた運用方法として、①我々の存在に危害が及ぼすと想定される時はレベル1から3の対策プログラムが起動するソフト作る事。②その他には、このプログラムが全世界で普及するように誰でも安価で使える事。③使用に当り、使用している本人と特定出来ないと使用できない事。④このプログラム原型は君が作り、アスカ人に完成させる事。以上の運用基準が策定されたので、プログラム加工作業を続けて下さい。》と指示する文章が表示した。
アーサーは、右画面半分下でのプログラム加工作業を止めて保存後《はい、①②④運用基準を守り、
③について、ソフトの原型を作った後に協力者を探します。》と入力すると
人物は《その他に、君の身辺で変わった事はありませんか?》と問い合わせてきた。
アーサーは《大丈夫です。帰ってから確認した映像には、不審人物は映っていません。》答えると
人物から《それでは、気を付けてください。》の文章が表示した。

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